LINEブランドカタログ(https://ec.line.me/)(旧:LINEショッピング)は、LINEアプリから掲載ショップで商品を購入すると、LINEポイントがもらえるショッピングサービスです。
LINE ユーザー約 9,600 万人(2023 年 12 月末時点)にリーチできる可能性があり、自社 EC サイトへの集客力を高められることから、掲載ショップが増えています。
本記事では、LINE ブランドカタログの特徴や掲載方法を解説します。
※LINEショッピングは、2024 年 8 月に「LINEブランドカタログ」へサービス名称が変更されました。
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20240820/
LINEブランドカタログは、ファッションや雑貨をはじめ、スポーツ、インテリア、家電、コスメなど約 1,600 ショップ(2023 年 11 月時点)から、LINEアプリで商品を購入できるショッピングサービスです。 商品を購入すると、各ショップのポイントに加えて LINEポイントがもらえます。
2017 年 6 月のサービス開始以降、掲載アイテム数の拡張やサービス機能改善を行った結果、LINE公式アカウントの友だちは約 4,700 万人にのぼります(2023 年 11 月時点)。
引用元:LINEブランドカタログの使い方
LINEブランドカタログにはカートや決済機能がなく、ユーザーは掲載ショップの EC サイトへ遷移してから商品を購入します。そのため、LINEブランドカタログを入り口として、EC サイトへの送客を促し、新規顧客を獲得する効果が期待できます。
LINEブランドカタログの LINE公式アカウントの友だちは約 4,700 万人に加えて、LINEアプリ内各箇所に露出があることから、LINE ユーザー約 9,600 万人へリーチできる可能性があります。
LINEブランドカタログは、ポイント獲得の手段が買い物のみのため、お買い物目的のユーザーが多くなっています。
加えて、他ポイントサイトと違い、ショップ単位だけでなく商品単位で検索ができます。ショップ横断で商品比較ができることから、ユーザー目線でお買い物しやすく、購入の意思決定に繋がりやすいと考えられます。
LINEブランドカタログのお買い物でたまる「LINEポイント」は、LINE Pay や LINEスタンプ、着せ替えの購入のほか、PayPayポイントと交換が可能など幅広い使い道があります。各ショップのポイントに加えて LINEポイントを獲得できる点が、LINEブランドカタログの利用につながっています。
さらに、LINEヤフー社主催のポイントキャンペーンや、任意で参加できる特集・クーポン施策等のイベントが頻繁に開催されており、提携企業はこれらを活用することで、ブランドの認知度アップや新規顧客の獲得を狙うことができます。
また、提携企業の原資で LINEポイントの報酬率をアップして露出を増やすことができ、イベントの効果を高められる可能性があります。
LINEブランドカタログ掲載までの手順は以下の通りです。
事前審査
計測パートナーとの契約・アカウント作成
LINEブランドカタログの掲載には、売上を計測するためのASPと契約し、アカウントを作成します。
LINEブランドカタログ用の商品データを用意(データフィード)
自社の商品データを LINEブランドカタログ(LINE Merchant System)に連携します。
ショップ掲載
ショップページを制作するための基本情報・ クリエイティブを入稿します。
参考:LINEブランドカタログへ掲載をご検討されている企業様向けサービス案内 | LINEブランドカタログ