楽天の三木谷氏が語る、2030年の展望とモバイル事業に見出す未来
2025-08-15

楽天グループを引き続きリードする三木谷氏は、レセプション後の記者会見で、まず「現在、中期経営計画を策定しているところ。(その計画の達成時期である)2030年に向けて、どういったことを考えるか話したい」と説明をスタート。


楽天市場創業以降、楽天トラベル、楽天カードなどを多岐にわたる分野に展開し、さらには最近では携帯電話事業への参入と「”世の中の非常識”として、リスクをとって進んできた」(三木谷氏)ことで、グローバルでの流通額が27兆円という規模にまで成長した。楽天経済圏を代表する存在であるポイントの発行額は2.5兆円分に達しており、まもなく年間発行額が1兆円に達する。


今後は、サステナビリティ、環境保護を意識した経営を目指すとのことで、コーポレートカラーのクリムゾンレッドから「赤から緑に変わる」とする。その上で、2030年の具体的な目標として、利益率を現状の13.5%→20%へ拡大する方針を示す。

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